遥かなる百済へ

韓国と日本の伝統楽器オーケストラのために

Towards the Ancient Paeckche

for Korean and Japanese traditional orchestra

KudaraCCF09072014

この曲は、日韓伝統音楽国際ネットワーク協議会による委嘱作品であり、第一楽章:菊池川の流れ、第二楽章:武寧王の旅、第三楽章:百済のほほえみ、の三楽章構成となっている。

第一楽章は、 古代より始まった韓国と日本の結びつきをずっと見つめ続けてきた菊池川の、絶え間無い壮大な流れを表現している。第二楽章は、 当時の武寧王の旅路や心の内に思いを巡らしながら、決然とした雰囲気を創り上げるように務めた。楽章の終わりには、第一楽章で多用されている菊池川のモチーフ(八分音符による繰り返しのパターン)が再び現れる。第三楽章は、菊池川のモチーフの変形パターンから始まった後、微笑みをイメージした柔らかなメロディーラインが続く。楽章の終盤では、その微笑みのメロディー と菊池川のモチーフが重なり、穏やかな響きの中で曲は終わる。(プログラムノートより)

初演:2014年5月10日 熊本県八千代座(国指定重要文化財)